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矯正治療

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院長の一言

 担当医

小林 慶介
歯学博士
日本矯正歯科学会 認定医・指導医
日本成人矯正歯科学会 認定医・専門医

 診察日

毎月第3土曜日 9:00〜13:00 14:30〜19:00 (予約制)

 矯正診療の流れ

(1) 矯正相談:お口の中の状況説明、矯正を始める時期、大まかな治療方法・期間の説明、概算の費用の説明
(2) 検査:お口の中の精密な診査、お口の型どり、レントゲン撮影など
(3) 診断:検査にもとづき治療の方法、期間、費用の提示
(4) 治療開始:基本的に月一回の通院になります
矯正治療に伴う緊急的な処置、抜歯、虫歯の治療、ブラッシング指導、クリーニング(PMTC)は院長が診療いたします
治療は前期治療(乳歯がある時期)、後期治療(すべて永久歯になってからの時期)に分けて行います
前期治療のみの治療もお受けいたしております(費用は約半額)
(5) 装置の取り外し
(6) リテーナー(後戻り防止装置)の装着
(7) 経過観察(数ヶ月に1回の通院になります)
(8) 終了

・ご相談のみのご予約もお受けしております。
・矯正中の虫歯の予防処置(フッ素塗布、クリーニング)も並行して行えます(525円)




担当医からのメッセージ

矯正治療は、いつ始めたらいいの?

・・・ちゃんは、中学生になってからワイヤーを着けていたから、うちの子もそのくらいになってから、始めればいいかしら?
・・・君は、矯正の先生に診てもらったら、まだ6歳なのに矯正治療を始めたほうがよいと言われたそうよ。だけど、うちの子供は、全部永久歯にはえかわってからでよいと言われた。なぜ、違うの?

矯正治療は、いつ始めたらいいの・・・・・?

私は、矯正専門医になり、歯列矯正の患者さんを拝見するようになってから20年以上経ちますが、こういう質問をとてもよく受けます。

矯正治療を始める時期は、100人の患者さんがいれば、100通りなのです。つまり、おひとり、おひとりで、不正咬合の状態が違うので、矯正治療がもっとも有効な時期もおひとり、おひとりで違うのです。

お話しが、すこし専門的になりますが、上顎(うわあご)と下顎(したあご)に骨格的な不正がある場合は、年齢のはやい時期に治しておいたほうがよい場合が多いですし、歯並びだけの問題であるならば、そんなに急ぐ必要はないことが多いです。
それから、骨格的な不正は、年齢を経るごとに増悪することも多いので、なんとなく見過ごしていた結果、矯正治療だけで治すのが難しいとなってしまうこともあります。こうなると、御本人にとってはとても不幸な事になってしまいますね。

では、骨格的な不正があるかどうかの見極めはどこでするのか?・・・これは、われわれ矯正専門医でないと判断できないと思いますので、すこしでも、気になる歯並び、咬み合わせがあるようでしたら、もちろん相談だけで構いませんので、一度当院にお問い合わせ下さい。


永久歯は必ず抜かなければ矯正治療はできないの?

先日、矯正治療のご相談でお見えになった患者様のお母様が、治療のご説明のお話の冒頭で
「子供に矯正治療を受けさせたいのですが、永久歯はもう生え変わらない大事な歯だから抜かないで進めたいのです。先生、永久歯、抜かなくてもこの子の矯正治療、できますか?」
というご質問をなさいました。

日本人も長寿になりましたし、それでなくても、虫歯や歯周病で将来的に歯がなくなってしまう可能性もあるのに、まだ若いこの時期に歯の本数を減らしてしまうなんて・・・
虫歯でもない歯を抜くなんて、とても抵抗あるなあ・・・

もっともなご意見だと思います。

ただ、最近のお子さんの傾向として、永久歯の大きさとそれを受け入れるべきあごの隙間のバランスがとれていない方がとても多いのです。わかりやすく言うと子供用の椅子に体の大きい大人が座ろうとすると、おしりが余ってしまってきちんと座れないですよね。
あるいは、本来4人がけの椅子に6人が座ろうとすると、2人は誰かのひざの上に乗らないと座れない、そんなようなものです。

すべての永久歯、あるいは大多数の永久歯がそのような状態で、しかし、永久歯は出てきますので、結果的にでこぼこになったり(乱ぐい歯)、前歯の前方への傾斜が強くなったり(出っ歯)ということになってしまうのです。

なぜ、最近のお子さんにはこの傾向が強いのか、人類の進化の方向性として顎骨(あごの骨)が狭小化しているのに、歯の大きさ、歯の幅はさほど変わっていないという事実が挙げられます。
でこぼこの程度が軽度であれば、歯の生えている骨の部分を拡大する治療が可能な場合もありますが、その程度が、中等度、重度の方は、どうしても歯を抜いて、隙間を作って歯のでこぼこをほどくという治療になります。

では、歯を抜くことのデメリットは・・・?これは、特に医学的には問題がないとされています。
少なくともでこぼこがあり、上下の歯がきちんと噛み合っていない状態よりは、歯は抜いたけれどもきれいに並んで、きちんと噛み合っている方が、数段もご本人のお口の健康、歯の寿命に寄与するはずです。

最近、今まで歯を抜かなければなおらなかった歯並びの方でも、何割かの方は抜かずに済むシステムがアメリカから広まってきています。
当院でも取り入れていますので、矯正治療は受けたいが、抜かずにできればな、という方は、ぜひ一度ご相談ください。



学校検診の所見欄に記入があった方は下記の説明を参考のうえ、かかりつけの歯科医と相談されることをお勧めします

  口の中の状態 このままにしておくと・・・
反対咬合
(はんたいこうごう)
かみ合わせたとき前歯において下の歯が上の歯より前面に出ています。

顔貌に影響がでることがあります。
かみ合わせの異常を起こすことがあります。

交叉咬合
(こうさこうごう)
かみ合わせたとき左右のどちらかが反対咬合になっています

切端咬合
(せったんこうごう)

かみ合わせたとき上下前歯が尖端どうしであたっています。

かみ合わせの異常を起こすことがあります。
歯が欠けることがあります。

過蓋咬合
(かがいこうごう)
かみ合わせたとき下の前歯がほとんど見えなくなるぐらい深いかみ合わせになっています。 かみ合わせの異常を起こすことがあります。
下の前歯の先端が上顎の歯肉に噛み込んでしまうことがあります。

下顎前突
(かがくぜんとつ)

かみ合わせたときの下の顎が前方へ突き出しています。 顔貌に影響がでることがあります。(いわゆる受け口)
発育期の時期に矯正した方が治りやすいです。
上顎前突
(じょうがくぜんとつ)
かみ合わせたとき上の顎が前方へ突き出しています。

顔貌に影響が出ることがあります。
かみ合わせの異常を起こすことがあります。
前歯をぶつけたり、折ったりするけがを起こしやすいです。
唇が閉じにくいのでドライマウスになりやすいため歯肉が剥がれたり、虫歯になりやすくなります。

開 咬
(かいこう)
口を閉じたままの状態で、前歯の上下が開いたままの状態になっています。
叢 生
(そうせい)
前歯が出たり引っ込んだり、ねじれて生えている、いわゆる乱ぐい歯のことを言います。

ブラッシングがやりにくいです。
かみ合わせの異常を起こすことがあります。

癒合歯
(ゆごうし)
先天的にとなり同士の歯がくっついていて一つの歯になっています。 乳歯の癒合歯は、生え変わりのときに歯科医と相談してください。
中心結節
(ちゅうしんけっせつ)
下の小臼歯(永久歯)のかみ合わせの面に先天的にできた小さな突起があります。 突起が折れるとそこからバイ菌が入り、神経が死んでしまうことがあります。
要注意 乳歯
(ようちゅうい にゅうし)
永久歯に影響を及ぼすような乳歯があります。また、生え変わりでグラグラになっている歯があります。 永久歯が綺麗に生えてこなくなることがあります。
歯 石
(しせき)

歯垢が固まって石のように固くなっています。ブラッシングだけでは取れませんので、歯科医師さんにとってもらいましょう。

歯肉炎の原因となります。



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